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深刻化するネグレクト
日本における子育て支援策は
「親は子育てに積極的である」
といった前提において、長い間すすめられてきました。
しかし近年、子供の命にかかわる問題が次々とおこり、
社会問題になっています。
昨年、健康保険証を持たない「無保険」状態にある子供が
3万人を超していることが明らかになりました。
教育現場からは「唯一の栄養源が給食という子がいる」との
声も上がっているそうです。
悲しいことに児童虐待は年々増えていることは事実。
2008年に児童相談書が対処したのは4万2662件(速報値)とされ、
言葉の暴力や無視、ネグレクト(育児放棄)など
心理的虐待の増加が目立っています。
この背景には、社会的孤立や経済的理由により
”子育てをしたいのに育てられない”
親がいます。
生活保護を受ける母子世帯の4割が、親も被保護世帯で育ったという
調査結果もあり、孤立や貧困が引き継がれている現実も
大きな社会問題といえるでしょう。
いわゆる”負の連鎖”を断ち切るためにも、
ネグレクトをさらに深刻化させないためにも、
子育て世代の親への支援や教育が必要であるとの声が
日本でもあがっています。
しかしながらその声も、一部の教師や福祉関係者の努力にとどまっているのが
現状なのです。
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