それいけアンパンマン～子供向けテレビ番組・親子で楽しめる！～

（1分）

それいけアンパンマンには、数多くのキャラクターが登場します。
その中でも敵キャラ、ばいきんまんは騒ぎの元を作り、
いつもアンパンマンにやられてしまいます。
自己開発兵器を使ったり、アンパンマンの弱点が顔が水に濡れると力が出なくなることを知っているのに･･･。
子供の視点からすると「悪いばいきんまんをやっつけるアンパンマン」
といった構図なのでしょう。
しかし大人は、常にいい子であるアンパンマンよりも、
自分の思い通りの世界にしたい自己中心的キャラクター、
ばいきんまんに親しみと愛らしさを感じるのではないでしょうか。
なぜならば、その感情はまさに子供そのものだからです。
アンパンマンに何度やられても立ち向かう、その強さを子供にも持ってほしいと願うところです。
話の内容は殺しあう、憎しみ合うといった場面がありません。
アンパンマンのピンチには、誰かが必ず新しい顔を作るよう、
ジャムおじさんにお願いします。
そして新しい顔を得たアンパンマンは、“アンパンチ”でばいきんまんを倒すのです。
そこには力を合わせることの大切さと同時に、
勇気を持ってほしいというメッセージが込められているのでしょう。
親しみやすいキャラクター、画風、そして保護者が安心して見せられる
『それいけアンパンマン』の魅力は、
まさに「大人も子供も楽しめる」ことにあるのです。

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