近年のはしか事情
日本では、はしかのワクチンを
公費で接種することができるにもかかわらず、
近年ワクチンの未接種による
はしかの罹患率が上昇しています。
先進国において、このような状況にあるのは日本だけであり、
日本ははしかの輸出国と言われるほどです。
2007年5月に東京の私立高校が
カナダの西海岸に修学旅行に出かけ、
そこで1人の生徒が麻疹を発症したため、
現地の保健当局や医師会を巻き込んでの大騒動になった事例を
記憶されている方もいるでしょう。
国立感染症研究所の感染症情報センターでは、
「はしかにならない。はしかにさせない。」をスローガンに
接種率95%を目指しています。
赤ちゃんは複数の予防接種を適正な時期に
何度かに分けて接種しなければならないため
うっかり忘れてしまうことも少なくありません。
はしかの予防接種は、2回の接種のうち
第一期は1歳から2歳となっているため、
「満1歳のお誕生日のプレゼントに
予防接種をプレゼントしよう」と
接種時期をわかりやすく伝えるようにしています。
また第二期は、小学校入学前の1年間となっていることから、
「小学校の入学準備に」としています。
はしかは感染力が大変強い感染症のため、
自分が感染しないためだけでなく、
周りの人に感染を広げないことが大切です。
将来的に子供に不利益が生じることのないよう
必ず接種するようにしましょう。