【勧奨接種】麻疹・風疹混合(MR)
以前は麻疹・風疹がそれぞれ単独での接種でしたが、
2006年から、混合のMRワクチンを使うことにより
一度で接種がすむようになりました。
麻疹(はしか)は、感染力が強い病気である上に重症化しやすく、
数千人に一人の割合で死亡するとも言われています。
風疹は、子供では比較的症状が軽い場合が多いものの、
大人ではまれに脳炎など重い合併症をひきおこすこともあります。
また、女性の場合、妊娠初期に風疹にかかると
赤ちゃんが白内障や難聴、心臓病など「先天性風疹症候群」を
患う可能性があるとの報告があるため、予防接種は非常に重要です。
ワクチンの種類は生ワクチンで、上腕部に皮下注射します。
接種時期は、1歳のなるべく早い時期に1回と、就学前に1回となっていますが、
接種前にどちらかにかかってしまっていても、
混合ワクチンの接種は可能です。
単独ワクチンを接種することも可能ですが、自費負担となります。
2008年から5年間の措置として、中学1年と高校3年に相当する時期に
3期、4期の接種の機会が設けられていますが、
通常は定められた接種時期を逃すと自費負担となるので注意しましょう。
副反応は、接種後4~14日の間に、発疹や発熱などの出現が
10~20%の割合で見られるようですが、通常は数日でおさまります。
そのほかには、接種部位の腫れ、しこり、じんましん、リンパ節の腫れ、
関節痛、けいれんなどが報告されています。
予防接種率の低迷により、一定の割合ではしか感染者が出ている日本は、
「はしか輸出国である」とさえ言われています。
自分もかからない、人にうつさないためにも、
予防接種は必ず受けるようにしましょう。