ワクチンに頼らない、という考え方
日本人には
「ワクチンに頼らず強い子に育てよう」
と主張する人もいます。
はたしてこの考え方はどうなのでしょうか。
日本小児科学会予防接種・感染策理事の野々山氏は、
そのような考え方の間違いと、ワクチンを受けなかった子が
感染源となる危険性を訴えています。
また、感染症学の専門家も、もっとわかりやすく情報提供をしないと、
ワクチンへの理解は深まらない。
たとえば「任意接種」という用語は、医学的には打たなくてもよい、
という印象を与えてしまうと指摘しています。
日本には予防接種の政策を立案する組織がないため、
日本は予防接種後進国になってしまったと前述の野々山氏は語っています。
また、予防接種の将来を決める組織を、専門家をネットでつなぐ
バーチャル的なものでも構わないから作るべきだと
提言しています。
予防接種を受けない、頼らないという考え方は
もしかしたら親のエゴであり、
最終的には子供たちにつらい結果を招く恐れがあるのではないでしょうか。