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2009年08月 アーカイブ

2009年08月07日

生ワクチンへの不安

生ワクチンは毒性を薄めたとはいえ、抗体ができるまでは

体が菌に負けてしまうのではないかと不安を抱くかもしれません。

 

他のワクチンと比べ、生ワクチンのほうが副反応が多いといった

データはないようですし、予防接種による副反応を

100%避けることはできません。

 

とはいえ、予防接種を受けないと病気にかかってしまう確率は高くなりますし、

合併症を起こす心配も出てきます。

 

副反応の発生比率と比べても、予防接種を受けておいたほうが

有益なのでは?

 

ワクチンには卵の成分が含まれているものもあります。

インフルエンザワクチンとはしかワクチンなのですが、

どちらも子供にとって大切な予防接種。

 

激しい卵アレルギーがある場合、かかりつけの医師に相談をしましょう。

ワクチンを薄めた液を使って反応検査などを行い、

接種可能か判断をしてくれます。

 

予防接種

【勧奨接種】BCG

BCGは結核菌による感染を予防するために行われます。

 

以前は死亡率の高い病気だった肺結核。

しつこい咳と発熱が特徴ですが、予防接種の普及後、

患者数は激減。

しかし抵抗力の弱い赤ちゃんがかかると、結核性髄膜炎になることもあります。

 

接種から十分免疫ができるまで、1か月かかります。

次の予防接種は4週間あけましょう。

 

反応は、接種後2~3週間すると接種部分に赤いぽつぽつができ、

小さく膿をもつことがありますが、

4週間くらいすればかさぶたができ、治ります。

 

■接種方法:スタンプ型

■ワクチンの種類:生ワクチン

 

■副反応:

接種した腕側のわきの下のリンパ節がはれることがあります。

しばらく様子を見て、大きくはれたりただれたり、

化膿して膿が出てくるようなら、医師に診てもらいましょう。

 

■接種時期の目安:

生後3か月~1歳までにツベルクリン反応検査を行います。

院生の場合にBCGを接種。

その後、小1、中1の時にそれぞれツベルクリン反応を行い、

陰性ならば再度BCGを打ちます。

 

予防接種

2009年08月09日

【勧奨接種】ポリオ

ポリオは、感染した人のうち1000~2000人に1人の割合で

マヒが残ってしまうことから、「小児マヒ」とも呼ばれます。

 

ポリオウイルスは口から入り、3~35日間かけて腸の中で増え、

抗体を作るため、直接飲む方法がとられています。

 

ワクチンには3つの型のウイルスが混ざっています。

そのため、すべての型の免疫をつけるためには、

2回飲む必要があります。

忘れずに2回受けましょう。

 

ワクチンを飲むと、15~37日ほどでウイルスがうんちの中に排出され、

ここから感染がおこるケースもあるので注意が必要です。

 

■接種方法:経口型

■ワクチンの種類:生ワクチン

 

■副反応:

ポリオワクチンは、弱毒化されたワクチン。

飲んだ後に腸内でウイルスが増殖するのですが、副反応がでることは

ほとんどないといわれています。

ウイルスが脊髄や脳にマヒを起こすことがあるようですが

極めてまれなケースです。

 

■接種時期の目安:

生後3か月~1歳6か月までの間に、1回目と2回目の間を

6週間以上あけて2回、ワクチンを飲みます。

ポリオワクチンは現在も集団接種が行われている地域が多く、

主に春と秋に2回、半年くらいの間隔で行われています。

 

予防接種

【任意接種】おたふくかぜ

おたふくかぜの予防接種は、ムンプスウイルスの毒性を弱めた

生ワクチンを接種します。

体内でワクチンが増殖し、約1か月で十分な抗体ができます。

 

おたふくかぜ自体は軽い病気です。

1歳すぎくらいでかかった場合、おたふくかぜ自体は軽くすむ

ことが多いのですが、合併症が心配。

 

髄膜炎や脳炎などの合併症が懸念され、その結果、

難聴を引き起こすこともあるようです。

また、まれに命を落とすこともあるそうです。

 

4~5歳が一番かかりやすい時期とされています。

保育園や幼稚園では流行をするとあっという間に広がります。

入園前には受けておくことをお勧めします。

 

■接種方法:皮下注射

■ワクチンの種類:生ワクチン

 

■副反応:

接種から2~3週間後に発熱、せき、鼻水、耳下線のはれなど

おたふくかぜにかかったような症状が、一時的にでることがあります。

まれに2~4週間後に無菌性髄膜炎を起こすことがあるようですが、

症状は軽く、後遺症が残ることもありません。

 

■接種時期の目安:

1歳を過ぎてから1回、接種します。

1歳期に感染することは少ないようですが、4~5歳はかかりやすい時期。

年齢が高くなるにつれ、かかったときの症状が重くなります。

1回で十分な免疫がつくので、2~3歳までに受けておくといいでしょう。

 

予防接種

2009年08月29日

新型インフルエンザどう防ぐ?-1-

とどまるところを知らない新型インフルエンザ。

夏休みが明け、学校や幼稚園が再開されることをきっかけに

さらなる拡大が心配されています。

 

できる限り感染を防ぐにはどのような注意をすればよいか

まとめてみました。

 

◆なぜ学校が始まると感染が広がるのか

 

例年流行する季節型インフルエンザは、学校が冬休みに入ると

地域の患者が減少し、再開後に増加する傾向があるそうです。

 

理由は狭い教室で集団生活をしているため、

まず学校で流行、それから家庭や地域に広がっていくためです。

 

この夏流行している新型インフルエンザは、

夏休み中のサマーキャンプや部活動、合宿などで

感染が広がったと考えられています。

 

国立感染症研究所によると、夏休み中のインフルエンザ感染者の中心は

5~19歳であり、全体の85%が20代までなのだそうです。

 

未成年からの二次感染は平均よりも多く、

子供が感染拡大の中心であると、専門家が分析しています。

 

インフルエンザ

新型インフルエンザどう防ぐ?-2-

◆予防対策をすれば感染防止となるのか

 

インフルエンザはもともと多くの人が感染する

という特徴があります。

 

新型インフルエンザは、今回の型に限らず

ほとんどの人が免疫がないため、どんなに努力をしても

感染をしてしまうことが多いようです。

 

新型インフルエンザは、出現して1~2年で国民の25~50%、

数年以内にほぼすべてが感染する。

それ以降は通常の季節性インフルエンザになっていく

 

というのが通例であるというのが、日本感染症学会の説です。

 

しかしながら、新型ということで様々なうわさが流れ

社会的に混乱を招くというのは、今回の新型インフルエンザの

流行で明らかにされていると思います。

 

ひとりひとりが感染予防を心がけることで、

急激に感染が広がり、社会が混乱をすることを防ぐことができると

考えられます。

 

インフルエンザ

2009年08月31日

新型インフルエンザどう防ぐ?-3-

◆感染の広がりかた

 

主にくしゃみや咳の飛沫(しぶき)でウイルスが広がっていきます。

飛沫は空気中で1~2メートル飛ぶとされていて、

1回の咳で飛散する飛沫粒子は約10万個、

くしゃみでは約200万個とも言われています。

この中には、たくさんのウイルスが含まれています。

 

これを吸い込むと、ウイルスがのどや鼻で増えて感染してしまうのです。

 

◆手洗いが予防の基本といわれる理由

 

感染した人がくしゃみを押えた手でスイッチやドアノブ、

階段の手すりなどを触ると、そこにはウイルスが付きます。

 

ウイルスはある程度の時間、感染力を保ちます。

そのため、感染していない人が手で触れ、

その手で自分の眼や鼻をこすると、感染する可能性が出てきます。

 

外出先から戻ったら、まず手をせっけんで水洗いをすることによって、

知らず知らずについてしまったウイルスを洗い流すことができます。

 

いずれのインフルエンザでも同様ですが、流行時期には

不用意にいろいろなものを触らないようにしましょう。

 

インフルエンザ

新型インフルエンザどう防ぐ?-4-

◆手を洗う時のポイント

 

手洗いは最低15秒以上、ハッピーバースデーの歌を2回歌う

というのは、最近テレビでも紹介されていますし、

欧米でも取り入れられている手洗い方法です。

 

手洗いには、感染者から自分を守る以外にも、

知らず知らず感染してしまっている自分のウイルスを

他の人へ感染させないようにする意味もあります。

 

鼻をかんだりぬぐったり、咳やくしゃみのあとなど

他の人への感染予防のために、手を洗うよう心がけましょう。

 

◆うがいの効果

 

ウイルスは身体に侵入すると、約30分で細胞内に入っていきます。

そのため、外出から戻ってからうがいをしても、

すでに入ってしまったウイルス撃退にはならない。

 

故にうがいは科学的な根拠はない、といわれています。

 

ただ水でうがいをした人は、しなかった人に比べると

4割もかぜにかかりにくかったという研究報告もあります。

 

インフルエンザ

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