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2010年02月 アーカイブ

2010年02月12日

赤ちゃんの頭の特徴と向き癖

向き癖で同じ方向ばかり向いてしまうことによって

頭の形がいびつになったり、絶壁頭になってしまうのは、

赤ちゃんの頭の特徴に原因があるとされています。

 

1)頭の骨自体が柔らかく変形しやすい

2)頭はいくつかの骨でできており、まだそれがしっかりくっついていない

3)体の大きさに比べて頭が大きく重たい

などです。

 

このように、生まれたばかりの赤ちゃんの頭の特徴により、

赤ちゃんの頭の位置が長期間同じ状態だと、

下になった部分が平らになってしまいます。


しかも、平らな部分ができてしまうと頭の位置が安定するため、

赤ちゃんはますます同じ方向しか向かなくなり、余計に平らになってしまい、

いびつさがひどくなります。


外からの圧力の加わりかたで起こる頭の変形としては、

次の3つがあります。


・斜頭(頭位性)・・・後頭部の片側から平坦になる

・短頭・・・後面全体に圧が加わり、平らになった状態(絶壁頭)

・長頭・・・側面に圧が加わり、長く狭い状態(超低出生体重児はこの状態になりやすい)

 

向き癖は、赤ちゃんがおなかの中にいるときから、

その状態(胎位)によって向く方法が決まるとも言われていますので、

向き癖を直すのはなかなか難しいようです。

 

首がすわるようになってきたら、なるべく起こす時間が長くして

同じ場所が下にならないようにしてあげると

自然と形が整ってくることも多いようです。

 

向き癖

2010年02月28日

向き癖に隠れた病気

向き癖やそれに伴った頭の多少の変形は、

基本的に無治療でも大丈夫な場合がほとんどです。

 

しかし、中には非常にまれですが、頭骸骨縫合の早期癒合による変形

隠れている場合があります。

 

赤ちゃんの頭蓋骨は大人と異なり、何枚かの骨に分かれており、

ちょうど柔らかい脳の表面に何枚かの骨が、

島の様に浮いているような状態になっています。

 

その骨と骨とのつなぎ目を頭蓋骨縫合と呼びます。

 

乳児期は、生後1年で約2倍の大きさになるほど、

脳が急速に拡大する時期です。

 

頭蓋骨は、この縫合部分を広げながら拡大することで

急速に成長する脳に合わせて大きくなっていきます。

 

そして次第にこの縫合部分が癒合し、

強固な頭蓋骨ができあがってくるのです。

 

しかし、何らかの原因により、頭蓋骨の骨化が通常よりも

早期におこって縫合部が固く癒合すると、

頭蓋骨の正常な発育が阻害されるため「頭蓋が狭くなる」、

「頭蓋骨が変形する」等の変化が生じます。

 

このような症状を、頭蓋縫合早期癒合症といい、

1万人に1~5人の割合で発生すると考えられています。

 

別名、狭頭症とも呼ばれ、主に乳幼児期や小児期に診断され、

治療には手術が必要になります。

 

睡眠時の頭の向きに関係なく後頭部の片側が平らで

いびつさが進行してくる場合などは、

専門の形成外科や小児脳神経外科を受診した方がよいでしょう。

 

向き癖

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