自閉症とてんかん
自閉症の人には高い割合(約2割)で
てんかんの発作が現われると言われています。
てんかんの原因には、脳の器質的な障害があることが
わかっています。
具体的には、出産時の低酸素性脳障害、頭蓋内出血脳奇形、
頭部外傷、脳炎や髄膜炎の後遺症などです。
また、はっきりとした原因は分からないてんかんもあり、
自閉症者が発症するのはこちらのタイプであることが多いようです。
てんかんの発作には下記のようなものがあります。
【複雑部分発作】
意識がもうろうとして、無意識のうちにさまざまな行動をとりますが、
本人は発作中のことは覚えていない。
【二次性全般発作】
部分的に始まった発作から、「全身けいれん」へと移行。
【全般性強直間代発作】
突然全身がけいれんを起こして、意識を失います。
発作が起きたら、落ち着いて対応し、
まわりの危険物から守りながら病状を観察しましょう。
発作が長く続くようであれば、病院を受診します。
たいていは健常の「てんかん患者」と同じように
薬を使った治療法で効果があるとされ、
「抗てんかん薬」が処方されることがあります。
「抗てんかん薬」使用時の副作用は、 薬の種類によって、
発疹や汗の量が少なくなるなどの症状が
見られることもありますが、
全体的に見てその症状は 軽い場合が多いようです。
