自閉症スペクトラム指数
自閉症スペクトラム指数(Autism-Spectrum Quotient: AQ)とは、
自閉度(自閉症傾向)を測る指標の一種です。
正常知能の成人を対象にした自己回答方式の質問に答えることで、
自分の「自閉症傾向」を測ることができるようになっています。
AQは「診断ツール」ではなく、
「自閉症傾向のスクリーニング用ツール」と言われています。
つまり、自閉かどうか診断する前の
「おおまかなふるい分け用のツール」であり、
AQの結果だけで、自閉症であるかどうかの診断は
できないと言うことです。
このテストでは、得点が高いほど自閉傾向が強くなるとされており、
自閉症スペクトラム指数のカット・オフ点(健常者と自閉症の識別点)は
33点とされています。
自閉症スペクトラム指数が33点以上とされている理由は、
成人のアスペルガー症候群・高機能自閉症者群の
9割近く(87.8%)が含まれるのに対し、
健常群で33点以上をとるのはわずかに3%弱であるためです。
自閉症かどうかの診断が必要な場合は、
自閉症や発達障害などを専門にしている
精神科・精神神経科などを受診したほうがよいでしょう。
