自閉症の感覚
自閉症児の感覚は独特で、普通なら何でもないようなことでも
触角や聴覚が敏感なため、嫌がったりすることが多いことが
わかっています。
触覚では、抱かれる・ゆさぶられる・押さえつけられる・
急に後ろから触られるなどです。
聴覚では、大きな音・音楽・赤ちゃんの鳴き声などがあります。
自閉症かどうかの判断は、ある程度成長してからでないと難しいですが、
自閉症の子供は、赤ちゃんの頃から触角や聴覚に対して
敏感な傾向にあるといいます。
自閉症の赤ちゃんによくみられる特徴の一つに
「あまり泣かない」とうことが挙げられますが、
反対に頻繁に泣き続けるという子もいます。
自分を大切に思ってくれる親や家族がいるのに、
人との関わりの意味をくみ取れないため、
思いが伝わりにくく、不安な気持ちから泣くと考えられています。
また、泣いたときに抱き上げたり、ゆすぶったり、
『どうしてそんなに泣くの』と大きな声を出したりすると
生来の敏感さから、驚いてしまったり、嫌な思いをするため
もっと泣いてしまうことがあります。
このような感覚であることがわかっていれば、
その子にあった対応を見つけてあげられるようになります。
コミュニケーションの工夫や環境を整備することで、
その子の暮らしをよりいきいきとしたものに変えていくことは
可能なのです。