早期発見・早期治療の重要性
病気において早期発見と早期治療が重要なように、自閉症にも同様のことがいえます。
現段階では、自閉症を治療することは不可能とされており、
いかにして過ごしやすく日常生活を送る術を身につけるかということに
治療の焦点が当てられています。
しかしながら、療育により目覚ましい発達を遂げる子供も多く、その場合、
適切な療育の開始年齢が小さいほど大きな効果があがることがわかっています。
療育開始年齢が小さいほど効果があるのはどうしてなのでしょうか?
それは、脳の発達における「臨界期」に関係があると考えられています。
「臨界期」とは、ある種の技能や行動が発達するために、特に重要な準備期間のことで、
人間の脳は、その能力を学習できる適切な時期があり、この時期を逃してしまうと
その後の発達が難しいとされています。
脳の「臨界期」は3歳までといわれており、それまでに療育を開始するのが
その後の成長のために望ましいというのが、早期発見・早期治療が重要といわれる
大きな理由の一つです。