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2009年09月 アーカイブ

2009年09月28日

自閉症の診断基準

かつで自閉症の診断には、「自閉的印象の有無」という診断する人の主観が

大きく作用する方法が取られてきましたが、神経科学分野における

研究領域の広がりや、電子機器の発達によって、客観的な診断基準ができ、

それに基づいてさらに研究が進められるようになってきました。

 

自閉症の診断基準

≪1≫全体的な精神発達に相応しない社会的相互関係の発達の質的異常

・他人への関心が乏しい

・視線が合わない

・他人への共感が欠如する

・関わられることを嫌がる

・模倣あるいは社会性のある遊びの欠如あるいは異常

 

≪2≫言語を含むコミュニケーション能力の発達の質的異常

・喃語、ジェスチャー、指差しの発達の遅れ

・話し言葉の発達の障害、反響言語の存在する時期が長いこと

 

≪3≫反復的または常同的な行動

・横目を使って見る、手をひらひらさせる、身体をゆする、ぐるぐる回る

・執着的な行動、興味および活動パターン(物のにおいを嗅ぐ、感触を楽しむ、

回転運動を好む、特定の物を持つことに執着する、習慣などの些細な変化に対する抵抗、

発展性の乏しい遊びの反復)

 

≪1≫~≪3≫に示す3領域の障害あるいは異常行動に該当するものが、すべて

3歳以前から存在する。

 

もしも自閉症ならば、普通の子供ならばひとりでに覚えてしまうようなことも、

情報に手を加えて、入りやすい形にしてあげなければ身につけていくことは

困難です。

 

これらの診断基準は、障害を明らかにするだけではなく、その先にある適切かつ

早期の療育開始が目的といえます。

 

自閉症

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