自閉症は増えているか?
最近の医学的調査によれば、自閉症はこれまで考えられてきたよりも、
はるかに多くの人が抱える障害であることがわかってきたそうです。
1960年代と比較すると、1万人あたり4~5人いると言われてた
自閉症の子供の数は、現在では1万人当たり30人程度まで増えていると
見られています。
自閉症は本当に増えているのでしょうか?
まず第一に、時代とともに自閉症に対する研究が進められ、かつては自閉症と
診断されずに見過ごされてきた、知的障害のない自閉症(高機能自閉症など)の
診断がつくようになってきたこと。
第二に、環境ホルモンや化学物質が、人体に取り込まれる機会が増え、
遺伝子異常を起こしている可能性があること。
第三に、自閉症になりやすい体質を受け継いだ子が、乳児期に親との愛着関係を結べずに
自閉症特有の症状が形成されてしまうケースが増えていること。
などいくつかの理由から、かつてよりも自閉症が増加していると考えられています。
自閉症の子供は、世界各国で同じくらいの割合で存在しており、
男女比率は、女児1:男児3~4ほどですが、なぜ男児に多いのかは不明で、
この比率も世界共通で変わらないのだそうです。
