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2009年08月 アーカイブ

2009年08月19日

自閉症は増えているか?

最近の医学的調査によれば、自閉症はこれまで考えられてきたよりも、

はるかに多くの人が抱える障害であることがわかってきたそうです。

 

1960年代と比較すると、1万人あたり4~5人いると言われてた

自閉症の子供の数は、現在では1万人当たり30人程度まで増えていると

見られています。

 

自閉症は本当に増えているのでしょうか?

 

まず第一に、時代とともに自閉症に対する研究が進められ、かつては自閉症と

診断されずに見過ごされてきた、知的障害のない自閉症(高機能自閉症など)の

診断がつくようになってきたこと。

 

第二に、環境ホルモンや化学物質が、人体に取り込まれる機会が増え、

遺伝子異常を起こしている可能性があること。

 

第三に、自閉症になりやすい体質を受け継いだ子が、乳児期に親との愛着関係を結べずに

自閉症特有の症状が形成されてしまうケースが増えていること。

 

などいくつかの理由から、かつてよりも自閉症が増加していると考えられています。

 

自閉症の子供は、世界各国で同じくらいの割合で存在しており、

男女比率は、女児1:男児3~4ほどですが、なぜ男児に多いのかは不明で、

この比率も世界共通で変わらないのだそうです。

 

自閉症

2009年08月30日

遺伝について

自閉症の遺伝については、遺伝子に何らかの関係がありそうだという

仮定の域を出ていません。

 

そもそも、自閉症の原因については研究途上で、詳しいことがわかっておらず、

・妊娠中や出産時のトラブルが影響を与えた

・遺伝子の情報に何らかの異常が起きた

の2点に関して研究が進められています。

 

一卵性双生児の場合、一人が自閉症でもう一人も自閉症である確率は

40~98%とかなり高くなりますが、二卵性双生児やきょうだいの場合は、

5~10%程度にすぎません。

 

親子の場合、自閉症の親から自閉症の子供が生まれる確率は、かなり高いことが

わかってきたことから、「親子ともに自閉症の人が多い」とされている場合が

少なくありません。

 

しかし、現状では裏付けとなる確かな科学的証拠やデータの収集が不十分なため、

遺伝を断定するのは早計との見方が一般的です。

 

また、高血圧や糖尿病のように遺伝的要素がある疾患と同じように、

自閉症にも発症しやすい体質があるととらえる考えもあります。

 

親が高血圧や糖尿病だからといって、子供が必ずしも同じ病気になるとは言えないものの、

そうでない人と比べて発症しやすい体質を受け継いでいるとの認識は周知の事実です。

 

自閉症でも同じように、親が自閉症でも必ずしも子供が発症がするわけではないが、

発症の割合は高くなると見られています。

 

自閉症

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