エルブ麻痺とは?
エルブ麻痺は、耳にする機会が少ない麻痺のうちの
ひとつではないでしょうか。
エルブ麻痺とは、腕神経叢麻痺(わんしんけいそうまひ)
といわれ、分娩麻痺のひとつとされています。
分娩時に腕の神経が損傷を受け生じた麻痺が
エルブ麻痺なのです。
腕神経叢は頸髄(けいずい)から胸髄(きょうずい)上部にかけての
脊髄神経根で形成されていて、そこから腕神経が
胸に向かって伸びています。
分娩時に頸部が側方に過剰に引き延ばされることにより、
腕神経叢に損傷がおこります、
これが原因となって、麻痺がおこるのです。
損傷の受け方としては、神経が完全に断裂したものと、
神経が引き伸ばされたことによるものの2種類に
大きく分けられます。
発生頻度は比較的高く、0.2~0.5%の割合で
発生するといわれています。