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2009年08月 アーカイブ

2009年08月31日

発達の指標となる「原始反射」

「反射」は神経系の働きをみる指標として、どの年代でも参考にされるそうです。

 

たとえば有名どころでいうと、膝の少し下を軽くたたいて、

その反応を見る「膝蓋腱反射」。

経験のある方もいるのではないでしょうか?

 

反射には末梢神経や中枢神経の働きが反映されているので、

正常では見られない異常な反射が見られる、

正常で見られるはずの反射がみられない

など、反射の出方から多くの情報が得られるのだそうです。

 

「反射」は神経系の発達と密接な関係があるので、

出産後から1~2歳までの間に、発達段階に応じて

いろいろな種類の反射がなくなったり、新たに出現したりします。

 

その中でも赤ちゃん特有の反射が「原始反射」。

生後すぐに出現し、月齢の経過によって徐々に消えていく反射で、

いくつかの原始反射が発見されています。

 

原始反射

ほっぺと唇にみる原始反射

赤ちゃんのプクプクほっぺと、独特の動きをする唇。

本当にかわいいですよね。

赤ちゃんのかわいらしさを引き立てる部分といっても過言ではないです!

 

そんなほっぺにみられる原始反射が「ルーティング反射」。

 

この原始反射は、出生直後から5か月くらいまでの間に見られる反射で、

赤ちゃんのほっぺたに触ると、刺激された方向に頭を回す

という反射です。

人差し指でほっぺをトントンと叩くと、よりはっきりとわかりますよ。

 

赤ちゃんのほっぺに乳首が触れると、赤ちゃんは自然と、

この反射によって乳首の方向に頭を回すのです。

 

さて、赤ちゃんは唇に触れたものを何でも吸おうとしますよね。

これは「吸てつ反射」によるものなのです。

 

この原始反射はやはり生後4~5か月の間に見られます。

 

赤ちゃんにはおっぱいが必要。

ルーティング反射によって乳首の方向に頭を回し、

吸てつ反射によって、唇に触れた乳首を吸う。

これによりおっぱいを飲むことがスムーズに行われます。

 

この二つの原始反射は、赤ちゃんがおっぱいを飲むために

非常に重要な役割を果たしている反射であると考えられています。

 

原始反射

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