本当に怖いタバコの誤飲
子供の誤飲事故の中でも一番多い事故が
タバコを飲み込むものです。
特に、生後6~11か月の乳児に発生が集中しており、
これは統計上、件数的にも突出してずっと一位であり、
憂慮すべきことがらと言えるでしょう。
タバコの誤飲で怖いのは、ニコチン中毒。
おもな症状は、ニコチンが吸収されて30分前後で嘔吐、
よだれが多くなる、腹痛、下痢、めまい、顔色が悪くなる、
興奮、けいれんなどが現れてきます。
市販のタバコ一本分には、幼児の致死量のニコチンが
含まれていると言われています。
しかし、タバコのニコチンが胃液に溶けて
体に吸収されるには時間がかかるため、
タバコをちょっとかじった程度であまり飲み込んでいない場合は、
適切な処置をすれば心配ないことが多いのものです。
ただし、2㎝以上誤飲した場合は、
その場ですぐに症状が出なくても、
吐かせてただちに病院を受診しましょう。
タバコの誤飲が怖いのは、
ニコチンが水に解けたものを飲んだ場合、
体に吸収されやすいから。
灰皿代わりに使った缶の中のジュースや水には
たくさんのニコチンが溶けていることが多く、
誤飲すると急性ニコチン中毒を引き起こします。
このような場合、すぐに救急車を呼び、
病院で胃洗浄の処置を受ける必要があります。
誤飲の原因は「子供の手の届くところにあった」
というのがトップだそうです。
「タバコは子供の手の届かないところに置く」という注意を
今一度肝に銘じる必要があると言えるでしょう。