不登校にみる傾向
文部科学省では不登校に関する調査を行い、統計を出しています。
その統計値からさまざまな傾向が見られることがわかってきたといいます。
不登校生徒の割合は、中学校が最多。
高校での減少は、中学校で不登校になった生徒が進学しないケースが
多いためと見られています。
不登校の生徒数は、小学校から中学校までは学年が進むにつれて増加し、
中学3年生が最多となっています。
一方、高校では不登校になった生徒は中途退学や留年するケースが増え、
学年が進むにつれて減少しています。
不登校になるきっかけは、小学生と中高生では理由が異なっています。
中高生では友人、教師との人間関係や学業不振など「学校生活に起因」が
最も高い割合で占めているのに対して 、小学校では病気など「本人の問題に起因」が
高くなっています。
「家庭生活に起因」は小学校が3割弱と高く、中学、高校と進むにつれて
減少しています。
最近では、LDやADHDなどの発達障害や児童虐待問題も含め
個々の要因・背景の多様化・複雑化が進み、不登校の原因特定は
困難の様相を呈しています。
不登校問題に対する学校での相談指導の在り方や支援方策を検討し、
今後の学校での取り組みや施策の一層の充実を図るためにも
調査や検討がますます必要といえるでしょう。