幼い子の心の動きを考える
なぜ赤ちゃん返りをするのか?
弟や妹が生まれてから、
上の子に手を焼いているママにとっては
素朴な、そして切実な悩みかもしれませんね。
それを理解するには、
幼い子供の心の動きや考え方を
理解するところから始めましょう。
実は幼い子供には、親の愛情が赤ちゃんに与えられてしまうと
自分の分の愛情が減ってしまうと感じるのだといいます。
大人であるパパやママは、親の愛情というものが
尽きることのない無限のものであることが理解できますが、
幼い子供にとっては難しい概念です。
親の愛情を箱に入ったキャンディに例えてみましょう。
箱の中のキャンディには限りがあり、
それはやがてなくなってしまうように、
親の愛情も弟や妹に行ってしまえば、
自分の分が減ってしまうと感じるのです。
これは特別なことではなく、
多くの子供が同じように考えるといいます。
使い果たされることはない無限の親の愛情は、しかし、
兄弟姉妹で分けあう必要があります。
そのための「キャンディ」=「愛情」は十分にあり、
いつまでもなくなることはないことをわからせ、
安心させてあげることが大切です。
ところが、親の愛情や関心は独り占めしたいというのも
幼い子供の心理。
赤ちゃんだけに関心が寄せられていたら、
上の子は自分は大事な存在ではないんだと感じてしまい、
それが赤ちゃん返りにつながっていくことがあります。
「あなたも大切な存在」、「愛情は尽きない」ということを
時には言葉にして、あふれる愛情で包んであげることが
赤ちゃん返りの一番の特効薬となるでしょう。
