兄弟姉妹はライバル
赤ちゃん返りは、どの国でも見られる共通した
成長段階の一つと考えられており、
Sibling Rivalry(兄弟間競争)という言葉で
表現されることがあります。
兄弟姉妹という間柄には、
自然とライバル意識というものが芽生えてきます。
特に上の子にとって下の子は文字通り
「ライバル出現」といってもいいかもしれません。
子供にとって、何にもまして重要なのは、
ほかならぬ親からの愛情。
安全や安心感や心の支えの源でもある大切なものですから、
どうにかして自分の方に引き寄せたいと願うのは当然のことで、
それが赤ちゃん返りとなってあらわれるのです。
赤ちゃんに手がかかるのは当然ですが、
幼い兄や姉には、親が赤ちゃんばかりに
愛情を示しているように見えてしまい、
自分は親に愛してもらっていないのではないかと
恐れることがあるといいます。
このような感情やライバル意識は
兄弟の年令差が1歳半から3歳の時、また同性の場合に
より激しいというのが、
専門家の間でも一致した意見だといいます。
年令差が近いと発育のパターンも似通うため、
同じものを必要としたり、同じ行動をすることが多く、
それがより大きな摩擦へとつながると考えられています。
「子供は親からの愛情を常に必要としているものだ」
ということを親がしっかり念頭において
子供に接していると、
赤ちゃん返りも比較的早くおさまるようです。