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2009年03月 アーカイブ

2009年03月05日

母親を苦しめる「3歳児神話」

子供は3歳までは母親が育てなさい。

さもないと、取り返しのつかないことになる。

 

これが「3歳児神話」。

 

でも「神話」であって、何の科学的根拠もないんです。

 

なのに根強く信仰されていて、保育園に預けようものなら

「3歳までは母親が育てないでどうするの!?」とか

「自分がやりたいことをやれれば、こどもはどうなってもいいのか!」

なんてひどいことを言われたりするんですよね。

 

3歳児神話によって、母親だけが子供の成長に大切な人として

扱われてしまうんです。

 

「3歳までの辛抱よ」

って我慢を強いられて、家に閉じ込められる事態に……。

 

その結果、家にいるお母さんは

自分しかいないって孤独を感じたり、

自分の全てが子供の全てを担うって重圧を感じてしまうんです。

 

お仕事を持つお母さんは、子供を預けるのって無責任なんじゃないかって

罪悪感に駆られてたり、子供に悪影響があるんじゃないかって

不安を持つことになるんです。

 

しかも子供が何か問題を起こせば、その責任のすべては母親にあるって

言われちゃうんですよね。

 

例えば、母親が甘やかすからだとか、

仕事をして子供の預けているからだとか。

 

とにかく理由をつけられて、お母さんだけが責められちゃうんです。

 

3歳児神話母親の孤独

2009年03月13日

周りとの関わりが大切

母親との関わり方、母親との関係はとても大切なものです。

しかしそれと同じくらい、ほかの人との関わり方。

周りの人が、子供とどのように関わっていくか、

どのような関係を築いていくか。

 

”母親と”ということではないのです。

 

多くの人が子供と関わることによって、母親はもちろんのこと

誰か一人に負担が集中することを避けることができます。

そして子供自身、さまざまなことを受け入れることができる

幅の広い人間に成長していきます。

 

3歳児神話が事実であったとしたら、何らかの理由で3歳になる前に

母親と子供が別れなければならなくなった場合はどうなるのでしょう。

全ての人が、取り返しのつかない人生を送っているのでしょうか?

 

そのような状況の中、自分の人生を見つめ、素敵に生き、

幸せになっている人はたくさんいます。

 

子育てに遅すぎるなんてことはありません。

3歳児までに完璧に仕上げることなんて、むしろ不可能に近いのではないでしょうか。

 

3歳児神話のいうような、後々……というのは決してないのです。

 

ゆっくりじっくり、長い時間をかけて子供とともに

人間関係を作り上げていく。

時間を戻すことはできないけれど、いつでも変更可能。

軌道は修正できるのですから。

 

周りとの関わりが大切

2009年03月21日

3歳児神話のもととなったのは?

「3歳児神話」を生み出したのは、いったいなんなのでしょう?

 

日本においては

”三つ子の魂 百までも”

という言葉からスタートしているといえるでしょう。

 

実際に行われた実験や観察の報告もあります。

 

・ボウルビィ 「母性剥奪(喪失)」についての論文

・スピッツ 「ホスピタリティ」についての論文

・ヘーロー アカゲザルの実験結果

・ロレンツ ハイイロガンの「刷り込み」の研究

など

 

しかしこれらの実験や観察の結果をどう考察するのかは、

その人の思い込みや価値観によって大きく左右されます。

実験や観察の方法によって、全く違った結論が導き出されることもあります。

 

また、出された結論を使う側が、

これまた自分の都合のいいように曲解して

あたかも科学的根拠があるかのように使用することもあります。

 

つまりは、結論を出した人、

その結論を使う人の思い込みによって導き出された答えというのは、

科学的根拠は存在しない、科学的根拠になり得ない

ということになるのです。

 

三歳児神話

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